「現代の名工」をご存知ですか?
国が卓越した技術者を表彰する制度です。
佐久間和男さんは、主に神奈川県産の木材を使用した建具や家具に取り組み
近年ではパラリンピックの聖火トーチ台製作のとりまとめや
神奈川県知事会見用バックボードの製作なども手掛け、
その技術力が高く評価され、令和6年度の現代の名工に選出されました。
そんな佐久間さんはなんと久村にお住まいです。
今回、仕事場である佐久間建具店さんに
久村町内会の有志取材チームでお邪魔しました!

佐久間さんは気さくに色々な質問に答えてくださり、
工場内の多数の機械を動かしてそれぞれの機械の動きを説明してくださいました。
木材を切る、削る、穴をあける、圧着する等々、様々な機械を使用して
大きい建具を作成されているそうです。大きい機械でしたが大変精密なものでした。
佐久間さんが開発した神奈川県産の杉を使った「杉彩」は
杉では難しいとされていた椅子を製作しておられますが
椅子などはカンナを使って丸みを出すなど大変繊細な作業をされているとのことでした。
というわけで色々なカンナを見せてくださいました。
佐久間さんがカンナをかけた面はツルツル!水をはじくのだそうです。
また、普通に思い浮かべるカンナとは違うものが沢山ありました。
角を丸く削るもの、溝を作るもの、木材を60度に切るもの、等々
建具伝統技術である「組子細工」もこれらのカンナで切った木片を組み合わせて出来上がったものだそうです。

カンナの体験。難しい!
手とカンナが一体になれば力がなくても削れるのだそうです
木材の削りカスは集められて畜産業にて有効活用されているとのことです。
無駄がありません!
少子化もあり、建具業界の人手不足は深刻
後進の指導にも力を入れられています。
現在は従業員が3名(うち1名は未経験者から)
さらに若い世代にも建具業界に興味を持ってもらいたいと、
体験イベントなどにも積極的に参加されています。
2024年度、久里浜中学校の職業体験授業にも先生として参加されました。
久村においても、いずれワークショップなどで皆さんに何か体験してもらえたらと思います!
⇩体験授業での題材例 パーツを組み合わせて作ります。


佐久間和男さんと妻の麻里子さん
大人数でお邪魔しましたが快く取材に応じてくださいました。
ありがとうございました!




